手伝うことで知ること
共働きをするに当たって、娘に家事をやらせてみようと考えている主婦がいらっしゃることでしょう。花嫁修業の一環として娘に家事ができるようになってもらいたいのです。いずれ娘が結婚することを見越した判断であり、娘が理想的な奥さんになることを心から願っています。娘を想う親心が家事に向かっていくことは往々にしてあると思うのです。娘を一人の女性として輝かせたいと考えていて、娘の未来の旦那さんが素晴らしい嫁だと感じてもらえるようにしたいのであります。
日中は両親共に働きに出ているため、責任を持って進んで家事を手伝おうと意気込んでいる娘が居ることでしょう。母に負けないくらいの家事をすることに努めていき、家事をすることで、母よりも女子力がアップすることを期待しているのです。親が共働きをしているからこそ、家事で女を磨ける機会が母から貰えたのだと感じています。せっせと掃除をしているうちに、家の中が見違える程綺麗になっていくことを肌身に感じていくのです。続いて洗濯に取り掛かり、洗濯機の中に入れた洗濯物の汚れが落ちていくことに満足します。最後に帰宅してくる両親と自分のためにチャッチャと料理をして終了です。一連の作業をやり通した後に、自分も母のようなバリバリ主婦になれるかもしれない期待を抱きます。また、普段母が仕事で疲れた体で家事をしていることに、尊敬と感謝の念を抱くことでしょう。母は今まで家事をしてきて父からどう思われていたのか気になり、さぞ父から感謝されていたのだろうと推測を働かせていくのです。